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初回受験後の気持ち [CDA2次試験 フォロー]

2016年04月以降、
国家資格キャリアコンサルタント試験の受験が必要となりました!
椰子の実では、国家資格キャリアコンサルタント試験の実技試験を支援します!! 

初回(第35回)受験の結果は予想通り不合格でした。不合格の人には講評がもらえます。ロープレの問題点と試験委員の二人からのコメントも書かれています。問題点は、別紙に7つのカテゴリーがあげられていて、該当する問題点の番号が示されています。

1.先入観で話を進めてしまう
2.思いつくまま、脈略なく質問する
3.自分の考え、または一般的価値観をもとに指導を行う
4.信頼関係構築のための基本的態度についてよく理解できていない
5.傾聴の技法-いいかえ、反映(感情・意味)、質問ができていない
6.過度の緊張によって会話が成り立たない
7.その他

私の問題点は、4.と5.と記載されていました(第36回からは採点基準が変更)。
具体的な指摘事項は、前回の記事に記載したとおりです。簡単に言えば、質問ができていないことと、それによって信頼関係も構築できていなかったということです。私に言わせれば、クライエントが信頼関係を構築しようとしていなかったようにも思えます(笑)。私のような人間が生理的に受け付けられなかったのかもしれません。

合否結果のタイミングと併せて、各トレーニングを主催した団体や個人の方から問い合わせがありました。どこの団体や個人も当然ながら「合格」の知らせを待っていたに違いありません。その聞き方は、どう考えてもその結果を受験者と共感したいというものではなく、トレーニングの効果があったことの正当性を確認するための行動のように思えたので、とても気分が悪かったことを思い出します。

そんな中、一通のメールが届きました。Kさんからです。次の試験に向けて残念な結果をみんなでで共有しませんか?というものでした。何か疑問に思っていることがあれば、何でも受け止めてあげたいという優しさを感じました。そんなことが書かれていたわけではありませんが、案内メールの行間からそのような雰囲気を感じたのです。その時点でも、試験についてあまり気持ちの整理もついていなかったのですが、だからこそ出て行って言葉にした方が良いのかなと思いました。

そして、その勉強会に参加して、多くの人が自分の話を聞いてくれました。CDA資格のホルダーの方、同じく不合格となった人、今回合格された人。とても優しく聞いていただけました。その優しさは、甘やかされた優しさではなく、本当にその人と共感したいという気持ちからくるものだとわかりました。時には、厳しい言葉もありましたが、それさえも優しさを感じることができました。どうしてこんなにきちんと自分の話を聞いてくれるのだろう?まさに自分が合格できなかった理由が分かったように思えました。

「本当に話を聞きたい、共感したいという気持ちで、きちんと話を聞けていたか?」と問われると、自分に自信がありません。どこかに「試験だから」という感覚や「どうせ演技でしょ」という思いがあり、演技には演技で返そうとしていたところがあったと思います。とても大切なことがわかり、やはりまだまだ修行が足りないと自覚することができて、ようやく落ち着きを取り戻すことができました。

きっとこの勉強会に参加していなかったら、自分はもう受験していなかったと思います。日本マンパワーに支払った30万円近い研修費がもったいなく思えてとりあえずの受験はしていたのかもしれませんが、決して結果はついてこなかったことでしょう。


 


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