SSブログ

勇気を持って脈略のある質問をぶつけることにしました(第36回CDA資格認定2次試験を前にして決めたこと) [CDA 2次試験準備]

2016年04月以降、
国家資格キャリアコンサルタント試験の受験が必要となりました!
椰子の実では、国家資格キャリアコンサルタント試験の実技試験を支援します!! 

第36回CDA2次試験を前に考えていたことは、今回はどのようなことを試してみようかということでした。初回(第35回)の受験の失敗によって、合格できる実感を持てなかったことや資格の取得の必要性も強く感じられなかったこともあり、与えられたあと5回のチャンレンジの中でいろいろなことを試して成長を遂げようと考えていました。

初回の不合格は、「(丁寧に)質問ができていなかった」という指摘でした。そこで今回は「どんどん質問するとどうなるか?」ということを試すことにしました。もちろん、「どんどん」は「脈略がなく」ということではありません。クライエントが話す言葉をしっかりと返しながらも、「はげまし」ではなく「質問」するということです。例えば、クライエントが「・・・ちょっと疲れてきて・・・」と言い出せば、「・・・あ~疲れておられるんですね・・・」で相手が話し出すのを待つのではなく、「疲れておられる・・・いつぐらいからその疲れを感じるようになりましたか?どのように疲れておられるんですか?どんなときにその疲れを感じるのですか?」ということを聞こうと思いました。

質問は自分が聞きたいことではなく、相手が聞いてほしいことを聞くと習いました。どの講座に行ってもそうでした。例えば、上の「・・・ちょっと疲れてきて・・・」のケースでは、自分が聞きたいのは、「(なぜ)どうして疲れているの?」と聞きたいところなのですが、クライエントとしてはまだまだ頭が整理できていないことが多いので、そういうことを直接聞いていはいけないようなのです。クライエントが話したいのは、疲れの分析ではなく、その疲れに至ったいろいろな背景や出来事とその時の気持ちや感情なのだそうです。「・・・なのです」や「・・・なのだそうです」という言葉を使っているのでわかると思いますが、自分自身はこの考え方にまだまだ納得していないところがあります。

もし自分がクライエントなら・・・直接聞いてほしいですね(笑)。なぜ疲れているのか、その疲れの原因を共に特定してもらい、因果関係の矛盾を解決して、目的化する方向に導いてほしいと思います。折角、時間を使って相談に行っているのだからそこまで行かないと満足感を得られないですね。自分の悲しい気持ち、悔しい気持ち、どうして良いかわからない焦燥感などを徹底的に聞かれても、解決に向かわなければ結局は大きなストレスを感じてしまうと思ってしまいます。

でもキャリアカウンセリングの基本はそうではないということなのです。もっと、もっとクライエントに「ゆっくりと」寄り添うことでまずはラポールを形成しならないようなのです。大学のキャリアセンターの勤務では、約30分の時間的な制約の中で、約10分で相談内容を共有化して(前回までの振り返りを含む)、約10分でクライエントの話をしっかり集中して聞き、残りの10分で適切なアドバイスを与えることを徹底していました。このプロセスを徹底していたことが原因なのか・・・60分の中の10分のロールプレイであり、その面談は必ずしも1回で終わるものではなく、解決に向かわなくて良い・・・そんな流暢なことを言ってられない!と思ってしまうのです。この30分の面談ではラポールが形成されていなかったのか?と考えると、私は「ラポールは形成されていた」と自信を持って言えます。なぜなら、大学ではクライエントである学生もカウンセラーとしての自分も、非常に真剣に、高いレベルで情報を共有し、お互いが解決に向けた努力をしようとしていたからです。

でも、今回(第36回)のCDA2次試験では、自分がクライエントだったらということは忘れて、じっくりじっくり聞きながら進めようと思いました。ただ、それだけだと合格してしまうことも考えられるので、最後の3分ぐらいは解決の方に向かっていくことにしました。それは多くの先生から、解決に向かうと不合格になると聞いていたからです。本当にそうなのかも確かめたかったこともあります。


 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。