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第36回CDA資格認定2次試験の結果 [CDA2次試験 フォロー]

2016年04月以降、
国家資格キャリアコンサルタント試験の受験が必要となりました!
椰子の実では、国家資格キャリアコンサルタント試験の実技試験を支援します!! 

試験直前!CDA2次試験対策は本当にそれで大丈夫?


予想通りというか、計画通りに試験結果は不合格でした。第36回CDA資格認定2次試験から審査の項目が変わり、以下のように分類されました。

1.主訴・問題の把握:クライエントの問題を適切に把握するように努める
2.自己探索の支援:クライエントの問題の背景にある感情、考え、価値観などをクライエント自身が把握できるように促す
3.傾聴(非言語表現):姿勢、視線、顔の表情、等
4.傾聴(言語表現):いいかえ、反映、質問、等
5.傾聴(かかわり):共感、受容的態度、好意的関心
6.その他:上記以外の課題

このうち、私の課題としてチェックされていたのは、4.と5.です。4.は「感情の反映ができていなかったことであり、5.では共感ができていなかったことになるのでしょう。以下にコメントもそのまま掲載したいと思います。

【試験委員1(臨床心理士と思われる)】
気持ちに寄り添うことの重要性を正しく認識されているようで、丁寧にクライエントの言葉を汲み取り、返している印象を受けました。前回の反省を修正し、状況把握に努めている点は評価できますが、そこに焦点を当てすぎると感情面への寄り添いができなくなります。クライエントが気持ちよく話せており、苦しさを吐露できている場面がありました。「もう、いいや」という言葉を取り上げていたので、そこから「もう、いいや」の中に含まれる複雑な思いをさらに掘り下げる展開に持っていけたら、よかったと思いました。

【試験委員2(CDAホルダーと思われる】
振り返りで「気持ちに寄り添うことの大切さを述べましたが、ロールプレイングの中では寄り添うための表現が言葉としてされていませんでした。クライエントが置かれている状況の理由や説明を次々と聞くのではなく、その言葉に留まり、吟味してください。言葉には感情が含まれています。その感情に寄り添うにはどうすれば良いのか、日常の中で学習してみてください。

いやいや、危なかった?ですね。上の試験委員1だけのコメントから言えば、ギリギリ合格になってしまいますよね。感情に寄り添えなかった、もっと気持ちに寄り添いたかったという言葉を口頭試問で話したようなので、ロールプレイではできなかったが理解できているということになりますから。試験委員1はボーダーでギリギリの合格にしていたように思えます。

試験委員2は、「感情の反映を言葉に出さないと合格できないわよ!」と言ってますね。これは決定的にE評価に近い位置づけだと思います。一言も良いことが書かれていないのですから。私が初回受験の試験結果に物申したことが余程気に入らなかったのだと思います。

でも、感情の反映の言語化が本当に必要なのかどうかは今でも疑問に感じることがあります。確かに、「もう、いいや」の言葉については、しっかり聞いてあげたいなと思いますが、そこから深く掘り下げていくうちに自分の思うどおりにならない状況に「自分を変えれないことへの腹立たしさ」がクリアになったとしても、「自分への腹立たしさを感じ始めていたことで苦しかったのですね・・・」と返したいとは思いません。そんな、他人の感情を言い当てる方向に持っていくことに一生懸命になるぐらいだったら、これからのことに時間を使いたいと思ってしまうんです。

確かに感情を反映させることで、ラポールが形成される雰囲気はわかるのですが、何か試験対策的に大げさに「自分への腹立たしさを感じ始めていたことで苦しかったのですね・・・」と「言わなければならない」なんて、悲しいです。もちろんそういう気持ちで寄り添っているので、表面的ではない私を信頼してほしいと思ってしまいました。

この不合格通知を受け取った時は、もう受験するのは辞めようかなと思いました。でもこの講評を呼んでいるうちに、またこのCDA2次試験の中で試したいことを思いついたのです。


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ヤギ

ふざねるなと言いたい!
by ヤギ (2014-01-18 16:30) 

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